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ベトナムのバイク事情

皆さんごきげんよう

ところでベトナムのバイク事情はご存知でしょうか?

 


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ベトナム人にとってバイクはなくてはならない存在

 ベトナムはどこでもバイクがいっぱい。
ベトナムでは主な交通手段としてバイクが普及しています。どれくらい普及しているかというと、2018年のベトナムでの新車販売台数が約338万台で、同年の日本は約33万台とその差は10倍。国民の約9割がバイクを保有しているようです。
なぜこんなにバイクが普及しているのかというと、理由の1つとして車の販売価格が高いことが挙げられます。

他にも日本ほど電車やバスといった公共交通機関が整備されていないことも挙げられます。

そんな背景もあり、ベトナムの交通手段としてバイクが普及しているようです。バイクは趣味としてよりも日頃の「足」として使われていて、主に125ccのスクーターやアンダーボーンに乗る人が多かったです。
それも二人乗り、三人乗り、四人乗り...そんな光景が当たり前のように広がっていました。

都市部から離れた同僚の田舎(ニン・トゥアン省)の方に行った時にはバイクも車も走っている数は減りましたが、それでも走っている乗り物はほとんどバイクでした。


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ホーチミンでは道を埋め尽くすほどバイクが走っています。

 

ベトナムの交通ルール

 


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ベトナムの免許は二種類しかなく、175cc以下までの『A1免許』と、175cc以上の『A2』免許のみです。
ちなみに50cc以下、電動バイクは免許がいらないため、日本のように原付免許もありません。

車線も日本の左側通行に対して、ベトナムでは右側通行です。当然と言えば当然ですが、ほとんど国外に出たことのない私は少し違和感に感じちゃいました笑
また、都市部の一部では赤信号でもバイクなら右折が可能な交差点があります。それを知らずに同僚がいきなり赤信号で右折したときは焦りました・・・

そして一番驚いたのはそこら中で飛び交うクラクションです。ベトナムでは日本では考えられないほどのバイクが行き交うため、自分がいる事をまわりにアピールしておかないと事故につながります。クラクションを鳴らす事で「自分がここにいる」とアピールしながら走るそうです。

又、ベトナムではクルマやバイクごとに走ってよい車線が決まっています。バイクの場合は2車線の場合は右車線、3車線以上は1・2車線となります。基本一番右はバイクの車線なので、バイクは一番右側を走る、と覚えておけばいいですね。

一方通行の多さ
バイクが多いためか、いたるところが一方通行となっています。間違って逆走してしまうと捕まることよりも向かってくるバイクが多くてとても危険です。初めてその道を通るときはバイクの流れをよく見て走る必要があります。

 

歩行者優先じゃなくクルマ優先
日本だと歩行者優先。これが当たり前ですがベトナムでは違います。道路に対する占有率が高く、スピードもあるためバスなどの大型車の走行が最優先になってしまっています。

道路を渡るときなど日本と同じ感覚でいると危険なので注意しましょう。

 

子どもは乗車人数に含まれない
ベトナムではバイクの3人、はては4人乗りまでよく見かけます。これはベトナムでも通常は違法なのですが、子どもは2人までは乗車人数に含まれないという変わったルールがあります。
日本人の感覚からすると首をかしげてしまいますが、家族で移動するためにはこういった特例が必要なのかもしれません。クルマよりもバイクが普及しているこの国ならではのルールではないでしょうか。

 

ベトナム人にとってホンダは最高峰


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通常の50cc~150ccの排気量バイクは安い価格で10万円~、高額バイクで45万円程で販売されています。ベトナムの物価を考えるとバイクはかなり高額な乗り物です。

バイクはステイタスを象徴する所有物にはなります。当然、財産にもなっています。
ベトナム人のお金持ちは高級バイク保有者が多いです。
日本のバブル期に高級車がカッコよさの判断になっていた感覚に近いです。

又、ベトナムではバイク1つあれば様々な仕事ができるため、バイク=財産として捉えられ、故障の多い中国メーカーのバイクより、高品質なホンダ製のバイクが市場を席巻していった。
現在でも日本製のバイク(ホンダ、ヤマハ)が大半を占めている。それでもホンダのスーパーガブが一番売れているのはやはり丈夫で燃費が良く誰でも乗れる軽さ!が備わっているからなのかもしれません。

 

ベトナムに行った際にはベトナム名物のバイク渋滞を見ると思いますが、もしもバイクに乗る際にはルールを守って安全運転を心がけて下さい。

では、ベトナムライフを楽しんだ下さい!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。