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知っておきたいベトナムの常識、非常識

皆さんごきげんよう

 

今日ベトナムを旅行する際の知っておきたいベトナムの常識、非常識の話を紹介してみます。

 

陽気で明るく、楽観的な国民性が魅力のベトナム。毎年世界中から多くの観光客が訪れる国だから、外国人に対してもフレンドリーで、街を歩いていると気さくに声をかけられることも珍しくありません。治安も比較的安定していて、海外旅行に不慣れな方でも旅行しやすい国ではありますが、実際に現地で観光をする際には注意点も。


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食事のマナー

 

食文化が異なれば、食事のマナーにも違いがあるのは当然です。では、実際にベトナムのレストランやお店で食事をするときにはどんなことに気をつければよいのでしょうか。

 

 

①大きな器に口をつけてすすらない

旅行中に絶対食べておきたい日本人にも人気のベトナム人ソウルフード「フォー」。出来立てがテーブルに運ばれてきたら、まずは熱々のスープを味わいたいところですが、日本でラーメンを食べるときのように器に直接口をつけてスープをすするのはマナー違反。

ベトナムでは、「大きな器は持ち上げない」というのが一般的で、スープを飲む場合にはレンゲを使って音を立てずに飲むのが正しいマナーだとされています。

 

 

②麺をすすって食べない

日本では蕎麦やうどん、ラーメンを食べるときには音を立てて食べるのがごくごく一般的ですが、ベトナムでは麺をすすって食べるのはマナー違反になります。

フォーなどの麺類を注文すると、必ず箸と一緒にレンゲやスプーンが付いてきますので、箸でつかんだ麺を一旦スプーンにのせてから音を立てずに口に運ぶようにしましょう。

 

③料理を取り分ける時に直箸をしない

ベトナムでは大皿で料理が提供されることが多く、それを小皿に取り分けて食べます。自分の食べる分を取るときには、自分の箸を直接大皿に入れる「直箸」がOKとされているのですが、人の分を取り分けてあげるときには直箸はマナー違反になるため注意が必要です。その場合には、箸を裏返して口をつけていない側で取り分けるのが正しいマナーだとされています。

 

 

 

TPOで気をつけたい事

自分の国では当たり前のようにしていることが、海外では非常識とされてしまうケースは少なくありません。観光中は現地の人たちと接することが多くなりますので、ベトナムのマナーをきちんと理解しておくことが大切です。

 

①寺院で肌の露出が多い服は避ける

一年を通して気温が高く日差しの強いベトナムホーチミンなど南部の観光の際にはできるだけ涼しい格好で動きたいところですが、寺院を訪れるときには肌の露出を抑えるように心がけましょう。

さっと羽織れる薄手の上着を一枚準備しておくと、臨機応変に対応ができるのでおすすめです。また、女性の場合ミニスカートは避けたほうがいいでしょう。

 

②子供の頭を撫でない

市場など現地の人が多く集まるような場所では、ベトナム人の子どもを見かけることもあります。人懐こい子どもなどは自ら寄ってくる場合もありますが、日本人の子どもに接する感覚で頭を撫でてしまうのはNG。

ベトナムは日本と比べて誘拐が多いため、場合によっては親が不快に感じてしまうことも。

 

③人差し指と中指をクロスさせたジェスチャーは避ける

欧米では「幸運を願う」サインとして一般的な「人差し指と中指をクロスさせたジェスチャー」ですが、ベトナムでは相手を侮辱する大変品のないジェスチャーとされています。

 

④警察とは絶対に喧嘩しない

社会主義国では往々にして警察が強い権力を持っています。ちなみにベトナムでは公安と呼びます。

旅行中に彼らと関わることはあまりありませんが、例えばバイクをレンタルして走行中に捕まった場合、彼らは当然のように袖の下を要求してきます。そこで正義を振りかざして公安と喧嘩するのはご法度。郷に入っては郷に従えという言葉があるように、とにかくその場を切り抜ける最善の策を実行するよう心掛けてください。

また、盗難や窃盗にあった場合に警察署に行くことにもなるかと思います。その際も警察がずさんなおざなりな対応をしてきますが、決して怒らないように。

 

トラブルが起きないように気をつける事

文化や習慣の違いが原因のトラブルを避けるためには、どのような点に気をつけたらよいのでしょうか。ベトナム旅行で注意すべきポイントを紹介します。

 

①貴重品を肩からぶら下げない

ベトナムはバイクに乗ったひったくりがとても多いため、貴重品の入ったバッグやカメラなどを肩からぶら下げて歩くのは大変危険です。ひったくられた弾みで転倒して怪我をしてしまうこともあるので注意しましょう。

 

②習慣などの持ち込みに気を付ける

ベトナムでは性的な表現のある漫画や肌の露出が多いグラビア写真などの掲載された書籍を所持することに対して厳しい規制があります。

日本では一般的に手に入る週刊誌であっても、グラビアページなどがある場合には空港で没収されて、罰金が課せられてしまう可能性もあるため注意が必要です。

 

③国家の批判はしない

ベトナムの政治体制や情勢などについて、公共の場で批判をしてしまうと、それが取り締まりの対象となってしまうこともあるので気をつけましょう。

 

④バイクタクシーよりタクシーが安全というのは半分嘘

ガイドブックを読んでみると、まず間違いなく記載があるのが、「安全なタクシーに乗ろう」、「バイクタクシーはトラブルが絶えない」といったもの。確かにバイクタクシーは個人営業が多いので悪質な人はいます。

セクハラやバイク事故といった被害が報告もされています。しかし、それはタクシーとて同じこと。信頼のある大手タクシー会社を利用しても、結局悪事を働くのはドライバー。タクシー内で紛失してもまず出てきません。タクシー会社にクレームをつけても、「そのドライバーと連絡をとれない」と戻ることはありません。また、タクシーはメーター制なので、地理感覚に疎い旅行者はいくら遠回りされても分かりません。

また、高速で料金が上がるターボメーターを改造している白タク(無許可)もあります。その点バイクタクシーは最初に金額を決めるので、バイクタクシーは最短で目的地まで運んでくれます。現地でどのインフラを利用するかはよく考えるようにしましょう。

 

⑤地域によって気候が異なる

ベトナムは日本のように縦長の地形をしていて、東は南シナ海、南はタイランド湾、西はラオスカンボジアを切り分ける山脈が連なっています。よって地域によって気候の差は大きく、日本ほどではないにしろ、北部では若干の四季がありますし、山間部では雪が降ることもあります。また、ベトナムは年間を通して乾季と雨季の2季ですが、その時期もエリアによって異なります。例えば7月現時点では北部ハノイと南部ホーチミンは雨季の真っただ中。一日複数回のスコールが降ります。しかし、中部地方はまだ乾季で旅行のハイシーズンとなります。このように行く先々で気候は変わりますので、事前に自分たちが行く現地の天候や気温を調べておくことが必要です。

 

日本と異なる文化を持つベトナムですが、正しく情報を理解しておけば、不要なトラブルを避けることができるはずです。上記でご紹介したタブーに気をつけながら、ベトナム旅行を楽しんでくださいね。

 

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。